プーと大人になった僕【2018】
失ったのではなく、忘れていたもの
寄宿舎に入学するクリストファーロビンがプーさんたちと別れ、大人になり、サラリーマンとして働いていた数十年後、突然プー達が現れ、、、というお話でした。
良かれと思って仕事をしていた結果、知らずに別の大切なものを蔑ろにしてしまっていたと、社会に出たら誰しも身に覚えがあることではないでしょうか?
それをプーさんたちが思い出させてくれる。
「僕たちなんて、もう邪魔だよね」という姿が涙を誘いました。
ただ、クリストファーロビンの秘密の友達、彼にしか姿が見えないものかと思ったら、後半で彼以外もプーたちに気づくんですね。「ぬいぐるみがしゃべった!」という風に。そこだけが意外でした。
アベンジャーズ/エンドゲーム【2019】
時空を旅する
この映画を観ている3時間、とても幸せな時間だったとともに、
終わりの切なさを同時に感じていました。
インフィニティ・ウォーの絶望的な敗北からの、逆襲。
ボロボロになったキャプテン・アメリカの姿に絶望したところに登場する仲間たち。
アベンジャーズたちの総力戦には、これまでに映画で味わったことのない興奮を覚えました。
ここに至るまでに、家族と幸せに過ごしていたホークアイの姿を知るブッラクウィドウが彼を守るために、競り合って自らを犠牲にする姿などが思い浮かび感動はより高まりました。今作で、ブラックウィドウの魅力がものすごく分かりました。
トニー=アイアンマンは、指ぱっちんする時、自らの死を予感していたのでしょうかね。
キャプテン・アメリカは、過去から戻ってこないままあの時代を生き、歳をとった姿でファルコン達の前に姿を現しましたが、ではそのキャプテン・アメリカはこれまでの世界で起こっていた出来事をずっと見ながらどこかでひっそり生きていたということなのでしょうかね。
まあ、こういうことをツッコむのはナンセンスかもしれません。だって、タイムトラベル自体が”夢物語”ですから。
エンドロールにIt's been a long, long timeが流れると、本当にもう終わりなんだと切なくなりました。この曲はキャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャーでも使われた1945年に全米でヒットした、戦争から戻ってくる人に「長い間、待っていたよ」と伝えている歌だということです。アベンジャーズを観てきて良かった、ありがとうという気持ちになりました。こんな気持ちに映画でなるとは思いませんでした、、、。